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 当会は、沖縄で暮らす中華民国・台湾の華僑・華人の親睦団体です。当会の会員の大半は台湾の華僑・華人ですが、単に華僑同士の親睦を深めるためだけでなく、沖縄の地域社会で暮らす全ての皆さまとの友好関係を築き、深めていくために活動を行っております。
 台湾華僑と沖縄との関わりには長い歴史があります。まず、戦前は八重山の産業振興のために台湾から八重山へ多くの人びとが移住しました。また、戦後は1950年代から60年代にかけて台湾から沖縄本島へ多くの人びとが移住し、その大半は農業関係の技術者とその家族でした。こうした移住の背景には、1960年代のベトナム戦争の影響で、沖縄の米軍基地が米軍にとって海外における最大の兵站基地として位置づけられ、多くの米軍人・軍属が沖縄に駐在したことに伴って、貿易等にたずさわる人びとにとっては様々なビジネスチャンスが生まれていたこと、その一方で、基地建設や海洋博の開催によって農村地域での人手の確保が沖縄において社会問題化していたことに対して、当時の中華民国政府が、それまでの親善交流をもとに、それを発展させるかたちで沖縄との友好関係を深めるために農業技術者の派遣を行ったことなどが挙げられます。
 1960年代の沖縄では反基地・反戦運動が日増しに激しさを増し、日本復帰への機運が高まったことから、ついに日米両政府は1972年5月15日に沖縄を日本へ復帰させることを決めました。
 当時、沖縄で暮らす台湾華僑は、施政権がアメリカから日本に返還された後に自分達の身分や権利関係が以前と変わらずに保証されるかということに対して強い不安を抱いておりました。こうした個人では解決を図ることが難しい問題に対処できるように台湾華僑同士が団結し、親睦を深める場が必要であるという機運が高まり、沖縄の台湾華僑有志が琉球華僑総会を設立するに至りました。また、沖縄返還直後に期せずして起きた日華断交という二重の困難を台湾華僑が一致団結して乗り越えるための拠点としての役割を果たしました。

 現在はおもに中国語教室、健行会、ボーリング大会、そして、龍獅團などの親睦活動を行っています。